2018年03月24日

Wiiを故障させずに長持ちさせる方法

先にWiiのセーブデータ、ヴァーチャコンソール、Wiiウェア、Miiを移行する方法の記事を書きました。

しかし、そもそも故障をしなければ良いわけで、特にディスクドライブを故障させない方法、また調子が悪くなったディスクドライブでディスクを読める(かも知れない)方法です。

我が家のWiiは縦置きでディスクが読めなくなってから、この方法で3年ほど延命しました。(´∀`)
(最後は前の記事に書いたようにご臨終になりましたが…。)

それは、簡単で「横置きにする」。

これだけです。Wiiは横置きもできるように下になる方向に足もついています。

Wiiは縦置きが基本のように思われていますが、物理的にドライブにかかる負担が大きいと思います。Wii-Uはしれっと横置きになっています。

これで思い出すのは昭和の末期、オーディオ機器としてのCDプレイヤー第一号機が発売された時のことです。ご存じのようにCDはソニーとフィリップスの共同開発です。それまで試作品の展示会でCDプレイヤーは全て縦方向の前面にディスクをセットする形でした。

ところが1982年10月、量産品が各社一斉に発売になったとき、ソニーはしれっと横置きタイプを発売したのです。他に横置きはONKYOのみで、その他のオーディオメーカーは全て縦方向の前面にディスクをセットする形でした。なお、10月に発売しないで2か月遅れの12月に発売したYAMAHAも横置きタイプでした。

その後、他社も2号機からは横置きタイプとなり、縦方向の前面にディスクをセットするCDプレイヤーが発売されることはありませんでした。

このことからも、光学ディスクプレイヤー機器は横置きにした方が良いということがわかります。

もちろん、中古で購入した新Wiiは最初から「横置き」で設置しています。

#けど、完品美品の中古Wiiも箱や電源、光バー?、コントローラなどが余ってしまうので、これはこれで困りますね…。

★2019年2月4日追記★
Wiiを大切に使っていますが、もう少し気づいたことがありますので追記します。

1.プレイしない時には必ずディスクを抜く。
 ディスク保持パーツ劣化防止のために、ディスクを入れっぱなしで電源OFFにはしないようにしましょう。

2.プレイしない時には電源コンセントを抜く、あるいは本体から電源ケーブルを抜く。
 我が家のWiiは横置きにしてダメになった後、この方法でさらに1年くらい延命しました。
 新規購入した中古美品のWiiも電源が繋がっていると、何もしていないのに本体が相当な高温になっていることが良くあります。
 間違いなく、基板や部品が劣化すると思われますので、プレイする時以外は電源を抜くのが吉。

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posted by 湘南裕一郎 at 16:45 | Comment(0) | ゲーム

古いWiiのセーブデータ、ヴァーチャコンソール、Wiiウェア、Miiを新しいWiiに移行する方法

2006年の発売からすでに10年以上が経過しているWii。時代はWii-UやSwitchになっていますがWiiのゲームは今遊んでも十分に面白い。

しかし、とくにドライブを中心に故障が多くなっていると思います。我が家のWiiもドライブが故障してディスクを読まなくなったほか、起動しても画面がしばらく映らない、画面が謎の暗さになるなどの症状が出ています。

Wiiの修理価格を調べてみると3,000円〜となっています。
https://www.nintendo.co.jp/support/repair/price_wii.html

我が家のWiiをドライブとCPU基盤の交換をすると修理代金が1万円以上になってしまいます。

ところがAmazonで中古のWiiの価格を調べると、箱付完品・美品(もちろんコントローラ・ヌンチャク付)が送料込み3,000円でお釣りの来る値段で購入できます。本体だけなら1,000円です。これでは、修理に出すのもコスパが良くありません。
wii01.jpg
※Amazonで送料込み2,980円で購入した中古美品のWii。

以下はAmazonのWii(白)へのリンクです。
Wii【メーカー生産終了】
Wii本体 (シロ) (「Wiiリモコンジャケット」同梱) (RVL-S-WD) 【メーカー生産終了】

※短縮URL AmazonのWii白(商品が2バージョンあるのでリンクも2つです。)
https://amzn.to/2Gn6ohW
https://amzn.to/2HZzYXZ

それならば、修理より中古美品を購入して、旧Wiiのデータを新Wiiに引き継ぐのが良いのではないかと思い、色々調べました。

まず、Wiiの基本機能でセーブデータやヴァーチャコンソール、WiiウェアをSDカードにコピー、または移動して新Wiiに移動することができます。また、MiiはWiiリモコンに10体までコピーして新Wiiに移すことができます。

この方法のデメリットはヴァーチャコンソール、Wiiウェアを新Wiiの本体に移動できないことです。あくまで旧Wiiのデータを新Wiiに一時的に読み込んでプレイする形です。

また、街にいこうよ 動物の森やポケモンバトルレボリューション、大乱闘スマッシュブラザーズXなどのデータは旧Wiiから移動もコピーもできません。

これらはツールを使い、以下の手順でコピーできることが判りました。ただし、改造扱いとなり、リスクもありますので各自自己責任でお願いいたします。

1.新旧両方のWiiにHome Brew Channelを導入する。以下がわかりやすい。
  https://www60.atwiki.jp/game_kaizou/pages/17.html
  http://wiibrew.org/wiki/Homebrew_setup/ja

2.Home Brew ChannelにSaveGame Manager GXを導入する。
  https://sourceforge.net/projects/savegame-manager-gx/files/
  現在、2013年のR127が最新です。メニューは英語とアイコンですが適当に触れば使えると思います。

  【参考】SaveGame Manager GX開発履歴
  http://wiibrew.org/wiki/SaveGame_Manager_GX

3.古いWiiからセーブデータを吸い出す。個別でも良いですし、左下のボタンから一括で吸い出しも可能です。「EXTRACT」というのがバックアップのことです。
sgm-gx03.jpg
※メニュー左下から全データセーブを選んだあとの保存先画面。ここで「CUSTOM」を選択する。

ここで少し判りにくいのがデフォルトのバックアップ先が「USB8:/」という謎機器になっていることです。バックアップ先は「CUSTOM」を選択し、画面に表示されるキーボードで「SD:/」と入力するとSDカードにバックアップできます。また「SD:/1」と打つと、SDカード内に「1」のフォルダが作成され、そこにバックアップされます。
sgm-gx04.jpg
※保存先「CUSTOM」を選択して表示されるキーボード。デフォルトが「USB8:/」。

4.新Wiiで該当のゲームを1回起動し、新Wiiの本体内にセーブデータを作成する。これを行わないと、SaveGame Manager GXでセーブデータを「Install」するメニューが表示されません。ディスクのゲーム、ヴァーチャコンソール、Wiiウェアともに共通です。これはとても重要です。
sgm-gx01.jpg
※新Wiiで該当ソフト未プレイの画面。「Install」が表示されません。

ですので、バックアップは一括で行い、インストールは個別に行う方が良いと思います。

5.新Wiiに旧WiiのデータをバックアップしたSDカードを差して、SaveGame Manager GXでセーブデータを「Install」する。
sgm-gx02.jpg
※新Wiiで該当ソフトをプレイすると、「Install」が表示されました。

以上でセーブデータの移行は完了です。お疲れ様でした。

なお、SaveGame Manager GXはMiiの移行も可能ですが、我が家のWiiはMiiコンテストチャンネルでダウンロードしたMiiがエラーで引っかかってしまい、一括バックアップがうまくいかず、基本機能を使用してWiiリモコンに10体づつMiiを入れて移しました。

時間があれば、追ってSaveGame Manager GXの使い方も記載していきます。
※3月27日 SaveGame Manager GXスクリーンショット追加。 

次はヴァーチャコンソール、Wiiウェアの移行ですが、詳細に解説したサイトがありましたのでこちらをご参照ください。Home Brew Channelのアプリを使用した移行です。

配信停止に備えてWiiウェアとVCをバックアップする
https://bitsauna.blogspot.jp/2018/01/backup-wiiware-and-vc.html

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posted by 湘南裕一郎 at 16:11 | Comment(0) | ゲーム