2015年06月10日

祝! 藤田 和日郎 うしおととら アニメ化!



1990年代に、週刊少年サンデーで連載され、現在30歳から40歳くらいの男性に絶大な人気を誇る、藤田 和日郎著 「うしおととら」がついにアニメ化されます。東京MX系で2015年7月より放送開始となります。

私も若いころに、最初コミックスを買って読んでいましたが、あまりの面白さにコミックスが出るまで待ちきれなくなり、週刊少年サンデーを買い始めました。「うしおととら」の連載は終了しましたが、その後、数十年、週刊少年サンデーは惰性で今でも毎週買っています(笑い)。

「うしおととら」は少年漫画の王道を行く妖怪漫画です。最初、敵対しているコンビ、蒼月潮と大妖怪のとらのコンビが物語が進むにつれて、絆が深まり、強敵として戦った妖怪、ライバルが味方になり、最終ボス「白面の者」を倒す物語です。家族との絆、幼なじみ、ヒロインたち、クラスメイトとの交流、最初、敵となる妖怪、ライバルのキャラクターもきちんと作りこまれています。

「うしおととら」は、2chのニュース系の板で漫画系のスレが立つと「寄生獣」とともに、肯定的な意見が圧倒的に多い、良く、「ニュー速公認漫画」「嫌儲公認漫画」とも言われていました。

1990年台に一度、オリジナルビデオアニメが制作されましたが、原作発表から25年が経過した現在のアニメ技術で動く「うしおととら」が見ることができるのは何よりの幸せです。

唯一残念なのは、アニメの総話数が39話であり、原作33巻から漏れるエピソードが出てしまうことです。後年、あるいは製作途中からでも変更して、全エピソードの完全版を、ぜひ見たいものです。

※2015年8月2日 追記
現在5話まで放映終了しました。アニメの話数が少ないため、1話にぎりぎりのシーンを詰め込んでおり、無駄なシーンは一秒たりともありません。アニメのスピード感、爽快感は最高です。筋肉少女帯の主題歌も素晴らしい。ただし、どうしても入れて欲しかった名セリフ、シーンが若干抜け落ちているのが残念です。

■関連リンク
うしおととら - Wikipedia 基本情報はここから。
TVアニメ「うしおととら」公式サイト アニメ公式サイト。
うしおととらコミック Amazon「うしおととら」コミックスへのリンク
うしおととらDVD Amazon「うしおととら」DVDへのリンク

◆その他関連リンク
公式ツイッター:https://twitter.com/Ushitora_TV
公式PV:https://youtu.be/sOlvF6MiDTY

◆関連商品
オープニング:『混ぜるな危険【通常盤】』/筋肉少女帯 8月5日(水)発売
エンディング:『HERO』/ソナーポケット 8月19日(水)発売

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posted by 湘南裕一郎 at 18:29 | Comment(0) | 漫画・コミック

2014年11月20日

ドラゴンボールZ続編の同人WEB漫画がすごい!



鳥山明原作の大人気コミック「DragonBall」。現在30代から40代の男性には絶大な人気を誇り、世界中にファンのいる作品です。

特に、アニメでは「DragonBall Z」となる、サイヤ人襲来編から、ナメック星でのフリーザとの死闘、人造人間およびセルとの戦い、最後となる魔人ブウ編までは最高の面白さでした。原作の終了後10年以上が経過していますがゲームでの展開や、アニメリメイクの「ドラゴンボール改」、2013年には新作映画「ドラゴンボールZ 神と神」が制作され、来年2015年にも劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』の公開が予定されています。

アニメは新作が公開されるものの、原作漫画の方は新作が望める状況ではありません。であれば、自分たちで描いてしまえ、というのが「Dragon Ball Multiverse」です。アメリカでは人気小説の作者が亡くなった場合に、他の作家がその作品を書き継ぐということは一般的に行われており、これもその文化を汲んだものでしょう。

界王神たちが主催となり、18の世界からなる並行宇宙からZ戦士を呼び集め武闘大会を開催する、というストーリーです。原作の世界は18番目の宇宙。様々な場面で分岐したDragonBallの世界から戦士たちがやってきます。ピッコロ大魔王の生きている世界、フロスト一族が生き残っている世界、悟空の父バーダックを含めサイヤ人が生き残っている世界、すべてのナメック星人が融合しフリーザを倒した世界、人造人間たちがいる世界、悟飯が最後の力を出し切れずセルに敗れてしまった世界、ベジットがフュージョンしたままブウを倒してしまった世界など・・・。

様々な宇宙から集まった善悪入り混じったZ戦士たちが戦いを繰り広げる、夢の様なストーリーです。

画力は本家鳥山先生に較べるべくもありませんが、キャラや画風は結構似ているし、設定は原作とアニメを忠実に踏襲していますので、それほど違和感なく読むことができます。現在、約1,000ページほどが描かれています。すべてWEBで無料で読むことができるのも良い点です。

「あったかも知れない」もうひとつのDragonBallの世界、私は楽しめました。現在も続編が随時書き継がれています。
Dragon Ball Multiverse
http://www.dragonball-multiverse.com/jp/chapters.html

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posted by 湘南裕一郎 at 12:06 | Comment(0) | 漫画・コミック